コールセンターの一日① 出社から昼前まで

コールセンターの勤務がどんなものなのか、最近の出勤日の様子を紹介します。
センターや業務の種類によって、違うところもあるかと思いますが、受電(受信)業務の一例としてご覧ください。

出社して

朝8時半前に会社に到着。今日は一つ前の電車に乗れたので、早めに着きました。
ICチップ内蔵のIDカードをかざして、フロアのドアを開けます。

ロッカーは空いているところに、マグネットのネームプレートを付けて使用します。
ペットボトルなどを透明のビニールバッグに入れて、座席に持ち込みます。
当然ながら、スマートフォンは持ち込み禁止です。

タイムカードを押してから、当日の座席表を見て、席を確認します。
座席は毎日変わります。今日は受電(受信)業務担当です。

各自のフォルダー(資料類を入れたプラスチックの箱)をキャビネットから取り出して、自席に持っていきます。
PC端末の電源をON。必要な資料などをフォルダーから取り出して、机の上に配置。

そうこうしているうちに、近くの座席のオペレーターも出勤してくるので、「おはようございます」と挨拶。
PCが起動したら、応対システムや必要なファイルなどを開いたりして、画面上の準備をします。

始業10分前からは朝礼があるのですが、3月頃から新型コロナウイルス感染防止のため中止に。
通常時の朝礼では、最近の注意事項や、対応が変更になった点などをリーダー(LD)が伝えます。
応対時の注意する点を皆で唱和することもあります。
現在は、朝礼の代わりに会社のWEB掲示板で周知項目などを確認します。

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受電開始

9時になったら、受電可の状態にして、お客さまの電話を待ちます。
それほど電話が混まない日は、最初の電話に応対したオペレーターの声が周囲にはっきりと聞こえて、当人はちょっと恥ずかしいときも。

今日はほどほどに電話が入ってきます。
10時過ぎくらいまでは、「おはようございます」の挨拶から応対を始めます。
あまり難しい電話はなく、順調に応対できています。

10時半頃に10分間の休憩を取ります。
勤務時間の長さによって、一日何回取れるのか決まっています。
休憩室でくつろいで飴をなめたり、お手洗いに行ったりします。
座りっぱなしなので、ストレッチ体操をすることもあります。

戻ってくると、リーダーから発信(架電)業務を3件頼まれました。
他の部署に入った電話について、私の部署から折返しの電話をするとの案内をしたようです。

さっそくお客さまの携帯電話に架電します。
2件目まではお客さまがすぐに電話に出てくれまして、用件が終わりました。

ですが、3件目は着信音のみで出ません。
いったん切ってから、応対履歴を残しておきます。
少し時間をおいてから再びかける予定ですが、着信履歴を見てお客さまがかけ直してくれることがあります。
それに備えて、履歴にもお客さまからの入電時の対応を記しておきました。

午前中はここまでです。続きは②をご覧ください。

コールセンターの一日② 昼休憩から終業まで
前回の記事⇓の続きです。 お昼休憩です 12時になりましたので、1時間の昼休憩に入ります。 昼休憩は、11時、12時、13時の3つの時間帯があり、当日の座席表に記して...

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