コールセンターのオペレーターは、テレビコマーシャルなどのイメージのせいか、女性ばかりだと思っている人も多いのではないでしょうか。
「やってみたいけれど応募してもよいのか」と、迷う男性もいることでしょう。
あるいは、「女性ばかりの職場はあれこれありそうで苦手」という女性の方もいるかもしれません。
答えは、イエスでもあり、ノーでもあります。
というのも、コールセンターの業種や取扱商品・サービスによって、ほぼ女性ばかりのところから、男性がやや多いといったところまでさまざまだからです。
女性が多いコールセンターは?
女性が多いコールセンターといえば、あたりまえですが、女性向けの商品・サービスを扱うところです。
化粧品、洋服・下着、美容サービスなどです。
このような商品やサービスを申し込む女性のお客さまは、同性のオペレーターを希望することが多いかと思います。
やはり、化粧、下着、美容などは、ある意味、舞台裏の商品・サービスです。
男性オペレーターには言いにくいことも、女性オペレーターには話すことができるのでは。
商品・サービスの内容が、化粧品を使った感想や、下着や服の着心地など、女性でないとなかなか実感できないということもあります。
女性オペレーターであれば、実際に使用してみることもできますし、使わないまでも共感して案内しやすい面があるでしょう。
お客さまへの説得力が、男性オペレーターよりもあります。
男性が多いコールセンターは?
逆に男性が比較的多いところは、電化製品やIT系のカスタマーサポート、ガス・電気といったインフラ関係でしょうか。
商品やサービスが、ややハードで理工学的なイメージなので、女性の応募が少なめのためだと思います。
ただ、化粧品や美容サービスなどとは違い、男性だけが使う商品・サービスではありませんので、女性が不利ということはありません。
PC大好きとか、「女性ばかりの職場はちょっと・・・」と感じる女性は、こういったところに応募するとよいと思います。
また、商品・サービスとは別に、勤務時間によっても男女比の偏りがあります。
朝から夕方の時間帯は、女性が多くなりますが、夕方以降、とくに夜間は男性が多くなります。
家庭の事情や安全性のため、夜の時間帯は女性が勤務しにくいためかと思います。
応募するときは
以前は、応募要項に、「35歳までの女性募集」などとはっきり表記できましたが、最近は性別と年齢は、そうした表記ができなくなりました。
その代わり、「20~50代の男女活躍中」などと記載されている場合があります。
男性限定のコールセンターはあまりないかと思いますが、女性希望は業種によってはあり得ます。
「女性活躍中」と明記されているところには、男性は応募を控えたほうが無難でしょう。
なかには、化粧品が好きで、女性よりも詳しいと自信がある男性もいるかもしれませんね。
そういう方は、ぜひ応募してアピールするのもよいのではないでしょうか。
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