コールセンターの会話は、練習と慣れで身につきます
コールセンターには、話すのが好きな人のほうが向いているとよく言われます。
確かに、他人と話すのが本当に嫌な人は、やめたほうがいいかもしれません。
でも、コールセンターの電話応対は、友達や知り合いと雑談をするわけではなく、仕事としてある程度決まった内容の会話をすることなので、練習して身につけられるものです。
「電話が苦手なので、克服するために応募しました」という殊勝な若い人もたまにいますが、ちゃんと一人前のオペレーターになっています。
練習と慣れで、ほとんどの人がデビューできるようになります。
その後、優秀なオペレーターになれるかどうかという点では、ある程度、向き不向きはあると思いますが。
それでも、一応注意したほうがいい点があります。
クレームはあります
業務内容にもよりますが、どのコールセンターでも多少のクレーム電話があります。
受電したオペレーターに非がなくても、会社の方針や前のオペレーターに対して、苦言を呈するお客さまもいます。
気持ちのいいものではありませんが、これにもある程度慣れてきて、ほどほどの対応ができるようになります。
ただ、他人から言われた些細なことに、いつまでもクヨクヨしがちな人は、少し考えたほうがいいかもしれません。
慣れると言っても、感受性やとらえ方はさまざまですので。
また、他人の言動によくカッとなる怒りっぽい人も、お客さまとトラブルになるおそれがあります。
自覚していて自制できるのであれば、大丈夫でしょう。
新しく覚えることあります
これも業務内容によって差がありますが、覚えることがそれなりにあります。
新しいことを覚えたくない、あまり覚えられないという人は、苦労するかもしれません。
研修期間が長いところほど、業務知識も多くなりますので(時給は高くなりますが)、短めのところを選ぶといいと思います。
PC端末を使います
現在は、どのコールセンターでもコンピューター端末を使います。
ほとんどPCなどを使ったことがない場合、非常に苦労します。
少し慣れてから応募したほうがよいでしょう。
使ってはいるが、キーボードが早く打てないというのなら、問題ありません(早いに越したことはありませんが)。
スクリプトから外れることあります
スクリプト通りの対応はできるのに、お客さまがちょっとでもスクリプトに書かれていないことを言われると、慌てるというよりも、まったく言葉が出ない新人さんが、まれにいます。
それほどではなくても、お客さまからの予期しない問い合わせは苦手だという人もいるかと思います。
受信では、どうしても想定外の問い合わせがありますので、コールセンター希望であれば、発信業務や専門的なカスタマーサポートのほうが、向いているのではないかと思います。
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