コールセンターなら、いざというとき休みやすいです

人間だもの。さぼりたいわけでなくても、やむを得ない事情で休まざるを得ないときってありますよね。

体調を崩してしまった、家族が病気になったので病院に連れていかなくてはいけないとき。
他の仕事をしている場合、そちらの仕事で緊急事態が発生して対応する必要があるとか。

そんなときに、コールセンターは他の仕事に比べて休みやすいと思います。
これはとても大きなメリットです。

たとえば、店舗の仕事の場合、数人から多くても十数人で回していると、一人の仕事の割合は結構大きくなります。
自分が休むと、仕事に穴が空いたり、同僚の仕事を増やすことになってしまいます。
悪くて「休みます」という連絡をしにくいかと思います。

また、会社の仕事で、他社の担当者と打ち合わせの予定がある場合、「延期するのか」「代わりの誰かに頼むのか」といった多くのことを考えて、対応しなければなりません。

その点、コールセンターは小さな所でも数十人、大きいところでは100人規模です。
人数が多いので、ひとりくらい休んでも、他の人へのしわ寄せは軽微ですみます。

同じ業務をたくさんの人がやっているので、穴が空くということもありません。
誰でもできる仕事というのは素晴らしいことでもあります。

さらに、コールセンターの仕事は、基本的に時間内で完結するので、次の日に持ち越すことがありません。
休むにしても、対策を練る必要がありません。

ビジネス界などでは、「自分にしかできない仕事をやれ」とか、「かけがえのない存在になれ」といったことがよく言われますが、そんな威勢のよいことを言う人は、自分も家族も健康で、休むことなど考えたこともない、無邪気な人なんだろうなと、微笑ましく思うこともあります。

その代わり、誰でもできる仕事は、報酬は低くなりがちですが。

とくに、病気などの家族の面倒を見ている人に、コールセンターはおすすめです。
急に家族の具合が悪くなる可能性があるといった場合はなおさらです。

というよりも、在宅で時間の都合がつく仕事以外では、コールセンター一択かもしれません。
これ以上に時間の融通がつく勤務の仕事はないのでは、と思います。

前もってわかっていれば、他のオペレーターとシフト交換もできますが、急だとそうもいきませんので、欠勤扱いにはなってしまいます。
あまり頻繁に休むと評価に影響しますが、たまの欠勤なら何とかなります。

ふだんは真面目に電話応対して、いざというときは、遠慮がちに堂々と休みましょう。