大学生のアルバイトと言えば、飲食店、家庭教師、コンビニエンスストアや書店などの販売員、引越作業などが、わりと多いかと思います。
実際、コールセンターでアルバイトをしているという学生は、少数でしょう。
私が学生のときも、まわりでは聞いたことがなかったですね。
大学生のアルバイトにコールセンターは向かないのでしょうか?
たしかに、変形シフトのところが多いので、講義やサークルのない空いている時間にシフトを入れにくいかもしれません。
学生の時間割は曜日毎に決まっているので、固定曜日のシフトでないと難しい面もあるでしょう。
また、最近の学生に限らず、電話応対が苦手、あるいは自信がないという人も多いでしょうから、敬遠したい気持ちもわかります。
でも、最初から避けてしまうのは、もったいない気がします。
コールセンターバイトのメリット 就職活動で高評価
実は、コールセンターのアルバイトは、学生にとってメリットが多いんです。
①時給が高い
比較的、時給がよいと思います。
もちろん、家庭教師とは比べものになりませんが、飲食店や販売などよりはやや高く、1100~1400円くらいでしょう。
②身体が楽
飲食店や販売のアルバイトだと、仕事中はほぼ立っているので、足がとても疲れます。
私も学生のとき、書店のレジでアルバイトをしていました。
本が好きなので仕事は楽しかったですが、立ちっぱなしなので、足は疲れましたね。
引越バイトだと、腰をやられて、ずっと腰痛持ちになってしまう危険性もあります。
その点、コールセンターは冷暖房完備な室内で座っていられるので、身体はとても楽です。
逆に座りっぱなしなので、こちらも腰痛には気をつける必要はありますが。
ときどき腰を回したり、軽いストレッチをすれば大丈夫です。
③いろいろな人と知り合いになれる
飲食店のアルバイトなどは、一部の社員以外は若い人が多いと思います。
コールセンターは男女とも幅広い年齢層の人がいるので、より様々な人と話ができて、若手同士ではないような、おもしろい話が聞けるかもしれません。
もちろん、あまり話をしたくなければ、しなくても仕事はできます。
若い人と知り合いたいという方でも、若いオペレーターも多いので大丈夫です。
④電話応対の基本が身につく
これが一番のメリットではないでしょうか。
多くの人が電話応対は苦手だと感じていることでしょう。
とくに大学生では、ビジネス的な電話を経験することは、あまりないかと思います。
コールセンターで働けば、否応なしに電話応対の基本が身につきます。
敬語の使い方、お客さまとの会話の仕方、各種業務文の作成など。
お金をもらいながら、ビジネスで必要なことが学べます。
就職活動でも評価が高くなります。
私が勤務するセンターにも、大学生が数人います。
彼らに話を聞くと、会社面接の際に、コールセンターでアルバイトしていることを話して、面接官に好印象を持ってもらえたそうです。
そんなわけで、大学生のみなさん、アルバイト先にコールセンターも選択肢に入れてみませんか。
シフトは相談すれば、何とかなることもありますし、夜間のコールセンターもあります。
長い休みのとき、とくに春休みは引越シーズンでもあるので、インフラ系のコールセンターは短期の大量募集をします。
このようなときを狙ってもいいかと思います。
お待ちしています。